2011年に東京にやってきたシアタータイプの4Dが楽しめるアトラクション
シアタータイプと4D
まずシアタータイプとは、沢山の観客が大きな画面やステージを観て楽しむタイプのアトラクションのことです。
ディズニーランドでは他に、「カントリーベア・シアター」や「魅惑のチキルーム」などがこれに当たります。
そしてこのアトラクションの大きな特長の一つが、4Dということ。
立体映像の3Dに加え、匂いや風などシーンに合わせた体感ができる4Dなのです。
以前にあったアトラクション、「ミクロアドベンチャー!」でも似た体験が出来ましたね!
あの当時は、水滴と風でしたが、今では匂いまでも加わって映像の世界の中に入り込んだ様に感じることができます。
アトラクションのストーリー
ミッキーのフィルハーマジックは、ミッキーと仲間達がコンサートを開こうとしますが、ドナルドがミッキーの魔法の帽子を被ってしまい魔法が上手く操れず、帽子を追いかけてディズニーの物語の中に入ってしまい様々なディズニーアニメのストーリーの中をドナルドと冒険するというストーリーになっています。
ストーリーに登場するディズニー作品は
- 美女と野獣(ビー・アウア・ゲストのシーン)
- ファンタジア(魔法使いの弟子)
- リトル・マーメイド
- ライオンキング
- ピーター・パン
- アラジン
と、有名な作品の有名なシーンばかりです。
会場内は暗くなり、大きな音が出ることもあるので少し怖いと感じる方もいるかも…
実はドナルド好きにオススメ?
上記ストーリーからおわかりの様に、実はミッキーはほとんど登場しません。
ミッキーのフィルハーマジックという名前なのに少し変ですね…
このアトラクションの主役は【ドナルド】と言ってもいいでしょう。
ドナルドがよく登場するアトラクションは少ないので、ドナルドファンにはオススメかもしれません。
ドナルドらしい一面が見られますよ!
世界のパークのフィルハーマジック
ミッキーのフィルハーマジックは、実は上海以外の全てのパークにあります。
どれも基本的に内容は同じなようですが、【フロリダのマジックキングダム】と【東京】はリニューアルされ、映画「リメンバー・ミー」のシーンが加わっています。
今後、他のパークも同様にリニューアルされていくかもしれませんね。
東京だけロゴが少し違います
2022年9月よりリニューアル!
2011年のオープン以来、初のリニューアルが今年行われました!
内容は、映画【リメンバー・ミーのシーン追加】と【投影機器の一新】だそうです。
今までのシーンに加え、リメンバー・ミーに登場する「死者の国」のカラフルなシーンが加わり、より一層華やかになるようです。
今までのシーンは、どれもカットされることはなく、ライオンキングのシーンの後に加わるそうです!
投影機器の一新により各シーンの映像もより鮮明に、より立体感が増したそうです!
2011年にフィルハーマジックがオープンするまでは、2009年まで【ミッキーマウス・レビュー】というアトラクションがありました。
1983年の開園から存在しており、東京の開園にともなってフロリダからプレゼント移設されたそうです。
したがって、1983年〜2009年の間、このアトラクションは東京にだけ存在し、「ミート・ザ・ワールド」、「シンデレラ城ミステリーツアー」とならび日本独自のアトラクションとして大変親しまれていました。
ミッキーマウス・レビューはシアタータイプでしたが、映像ではなくオーディオアニマトロニクス(ディズニーが開発した音楽や声に合わせてリアルに動く人形)を観て楽しむものでした。
今あるアトラクションの中では、「カントリーベア・シアター」が近いものになります。
こちらもミッキーが指揮者となり、演奏会をするというストーリーでミッキーとその仲間達はもちろん
- 不思議の国のアリス
- 三匹の子ぶた
- ジャングルブック
- シンデレラ
- ダンボ
などなど、ディズニーのクラシック作品から数多くのキャラクター達が登場しました。
プレショーには蒸気船ウィリーやファンタジアの説明に沿って、ウォルトの制作逸話などディズニーの夢や想いを聞くことができました