2000年にオープンし、当時絶大な人気を誇ったアトラクション
ディズニーパーク初のレール無しライド
プーさんのハニーハントがオープンしたのは、2000年のこと。
アメリカでは、プーさんのライド型のアトラクションは以前からあったものの、東京のアトラクションは全く違うものがオープンしました。
なにより一番の違いは【レールが無い】こと。
これは個々のライドにコンピュータが搭載されており、親のコンピュータからの指示に従って個々が動くというシステムで、当時最新技術でした。
これは、現在ではディズニーシーの「アクアトピア」、ディズニーランドの「美女と野獣魔法のものがたり」にも似たシステムが採用されています。
プーさんのハニーハントは、3台一組で出発し1台目2台目3台目がそれぞれ別の動きをします。
そこもまた、何度乗っても面白いポイントですよね!
当時最新技術だったため、不安定だったのか止まってしまうことも大変多かったことを覚えている方も多いのでは無いでしょうか。
その上プーさんの爆発的な人気も相まって、待ち時間は連日200分・300分・400分は当たり前でした。
せっかく来園しても乗れずに終わってしまったという苦い経験をした方も多いはず…
アトラクションのストーリー
プーさんのハニーハントは、プーさん達の住む「100エーカーの森」を大きなハニーポットに乗ってはちみつ探しの冒険をするというストーリーです。
道中には、仲間達のオウル・イーヨー・ティガー・カンガとルー・ピグレット・ゴーファーなどと出会いながら進み、そのうちプーさんは眠ってしまい夢の中へ…そして目覚めると…
というストーリーです。
ストーリーにはさまざまなシーン(セクション)がありますが、人気なのは
- ティガーが跳ねるところ
- 夢の中
- 色々な仲間達に会うところ
では無いでしょうか。
ティガーが跳ねるシーンは、ティガーの歌に合わせなんとハニーポットも躍動します。
これはぜひ実際に乗って味わってみてください!
夢の中は、少し暗いので特にお子さんは怖いという場合もあるかもしれません。
しかし、ハニーポットの動きが大きくスリルもあって楽しいという方も多いのでは無いでしょうか。
一番、3台それぞれの動きが分かれるところなので、自分がどこに行くかわからないところもまた面白さの一つ!
キャラクターが乗ったハニーポットが一つだけあるのはご存じでしたか!?
序盤のシーン、色々な仲間達に出会うところでは、仲間達のほのぼのとした日常が垣間見れます。
セリフや話し方から、キャラクターの性格まで伝わってきますね。
なぜHoneyではなくHunnyなのか
プーさん達はクリストファーロビンという5歳の男の子の持ち物であるぬいぐるみ達です。
そのクリストファーロビンの世界観のなかで、プーさん達の物語は繰り広げられていきます。
そのため、物語のあちこちの表記は5歳の子が書いたためにスペルミスが所々にあります。
代表的なのが、アトラクション名でもある【POOH’S Hunny Hunt】
本来なら、「HONEY」なのですが、間違えてしまったのでしょう(笑)
- なぜ大きな本がアトラクションのメインの建物?
- 建物までの庭のようなものは何?
- 出口にベッドがあったりするのはなぜ?
上記のような疑問を感じた方も多いと思いますが、実はプーさんのハニーハント&プーさんコーナー全体がクリストファーの家の敷地になっていたんです!
アトラクション入口から建物までは、周辺の森と庭
建物直前はグリーンハウスとクリストファーのプレイルーム
このプレイルームには、クリストファーの遊び道具や庭仕事用の道具が沢山あります。
そして建物のメインは、クリストファーが描いた本
その本の中に入っていきます。
建物の中の列は沢山のページで作られ、物語に入っていきます。
出口にはクリストファーのベッドルームがあります