ディズニーランドの3大マウンテンの一つ
1987年に登場した大人気アトラクション
ビッグサンダー・マウンテンの背景
舞台は19世紀中頃のゴールドラッシュが過ぎ去った1880年台のアメリカ中西部
ビッグサンダーマウンテンには古くから特別な力が存在すると伝えられてきましたが、
ゴールドラッシュ時期には沢山の開拓者が押し寄せることとなり、
地域の先住民達から「この山には精霊や神々が宿っているため、やがて彼らの逆鱗に触れて災いが起こる」との警告も無視し採掘を進めていたといいます。
最終的に、ビッグサンダー・マイニングカンパニーを設立しダイナマイトを使って発掘しようと計画を立てます。
そしてついに、神の怒りに触れたかの如く無人の鉱山列車が暴走したり、さまざまな機械が故障するなど怪奇現象が起こり始めました。
不気味がった開拓者たちは、次第に鉱山を去っていき遂には無人となりました。
その廃鉱山の無人鉱山列車に乗りこみ、鉱山をめぐるのですが、幽霊列車は暴走を始め
スピードを上げ、急降下したり、急旋回したり予測不能な旅へとゲストを連れて行ってしまいます。
アトラクションを装飾するのはホンモノ達
アトラクション入り口やあちこちに生えているサボテン達はどれもホンモノ。
特にアトラクション入口横にあるひときわ目を引く大きなサボテンがあります。
このサボテンももちろん本物で、夏の夜にだけ花が咲くそうです。
同じく入口脇にある、スチームトラクター
こちらもホンモノ!
1898年製で、実際に食料などを運ぶために鉱山で使用されていたそうです。
今や世界に数台しかない珍しいものなんですよ!
廃鉱山周辺に住む動物達と、たった一人の人間
廃鉱山には列車暴走中に周りをよく見ると様々な動物達がいます。
木にぶら下がったオポッサムの親子
日本名はフクロネズミというそうです。
岩山にいるのはコヨーテ
そして、トンネルの中に沢山いるのがコウモリ。
最後はビッグホーンシープ
その名の通り、大きなツノが特徴です。
廃鉱山ですが、周辺に唯一住む人物がいるんです。
彼は「セドナ・サム」ビッグサンダー・マウンテンの採掘現場監督だったそうです。
そして隣にいるのは愛犬の「ディガー」
dig(掘る)という言葉が由来だそうです。