開園当初からある人気アトラクション
2014年にリニューアルし、一層ディズニーランドの代表的アトラクションとして人気が高くなっています
ツアーができたきっかけ
ジャングルクルーズを運営しているのは、「サファリ・トレーディング・カンパニー」という元々は貿易を行っていた会社だそうです。
これは、ステーションの2階から発着するウェスタンリバー鉄道も同じ運営だそう。
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サファリ・トレーディング・カンパニーは、20世紀初頭の設立時はアドベンチャーランドの交易とカヌーによる配送業を生業としていたそうです。
その後、小型貨物線を導入し「ジャングル・ナビゲーション・カンパニー」という子会社を立ち上げたそう。
さらなる会社の発展で、鉄道を誘致し鉄道による貿易にも進出。
しかし、鉄道による外国との貿易が盛んになりやがて小型船は需要がなくなっていったそうです。
そこで役割のなくなった小型船を活用したツアーが始まったというわけです!
(現在はジャングルクルーズ・カンパニーと言うそうです)
スキッパー(船長)たちの日常とジェーンというDJ
クルーズの運転手である船長は、スキッパー(skipper)と呼ばれており、
乗り場までの道中には彼等の休憩所や業務日誌などの日常が垣間見えます。
ランチのメニューもありますね。
中でも、ジェーンというスキッパーがいて彼女はラジオDJもやっているそうです。
乗り場近くに「RADIO ROOM」というドアがあり、そこで収録されたものが乗り場までの待合所で流れているそうです。
ぜひ耳をすませて聴いてみてくださいね!
冒険するのは4つの川
乗り場を出発した船は、世界中のジャングルの川を辿ってゆきます。
その川は全部で4つ。
岩場には世界最大のモルフォ蝶がいたり、夜になると蛍が現れます。
南米の世界最大の広さの川。
●2つ目はナイル川
ナイル川を通ると、アフリカ象に出会ったりカラフルな野鳥や、ライオンなども見られます。
アフリカ最大の川。
●3つ目はイワラジ川
ここではインド象の水浴びが見られます。
ミャンマーを流れるアジアの川。
●最後はガンジス川
途中には忘れ去られたかのような未知の神殿があり、そこを通ると
商人のサムがいるガンジス川へとやってきます。
インド北部を流れる川。
それぞれの船の名前
ジャングルクルーズの船にも、名前が一つ一つついているんですよ。
全部で13艘あり、それぞれは「川の名前+女性の名前」という組み合わせから名付けられています。
例えば、VOLTA VAL はガーナのVolta川とVALという名前が組み合わさったもので、この1艘だけは開園当初からあるそうです。
他には、
●アマゾン・アニー
●イラワジ・アーマ
●ナイル・ネリー
●オリノコ・アイダ
などなど…
船に女性の名前をつけるというのは、カリブの海賊でも記載したように、海賊の習慣と何か関連があるのかもしれませんね…
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おすすめのナイトクルーズ
リニューアル後に大きく変わった点の一つに、ライトアップにより昼と夜の表情が大きく違うことです。
リニューアルで大きく変わったのは、BGMやプロジェクションマッピングなどたくさんありますが、ナイトクルーズが最も大きいのではないでしょうか。
昼とは違い、蛍が見えたり、怪しく照らされた動物たちの表情が違って見えたり…
スリルが増すような気がします。